用語集

高野山奥の院 仏舎利宝塔

仏教・永代供養用語集

安置方法 遺骨を安置する方法のことで、「個別安置型」「集合安置型」「合祀型」の3タイプがある。
一聖地 墓地の面積を表示する単位のひとつ。地域によって広さは異なる。
永代供養墓 寺院が責任を持って永代に管理・供養を続けるタイプのお墓。
永代使用料(永代使用権) 墓地を永代にわたって使用するための権利を得るための料金。
永代供養料 永代供養を行うことに対する費用のこと。
お施餓鬼 故人に対して飲食を施して供養すること。
お布施 読経などの謝礼として僧に渡す金銭や品物。
戒名 仏門に帰依し、出家した故人に与えられる法名。
開眼供養(御魂入れ) 新しく作られた仏像に眼を入れること。新しく墓を作ったときに行う儀式も開眼供養という。
改葬 墓地や納骨堂などに埋葬してあった遺骨を他の墓地などに移すこと。
改葬許可証 お墓を改葬するために遺骨のある墓地の所轄する自治体に交付してもらう許可証。
カロート(納骨室) 遺骨を納める場所のことで、通常は墓石の下に設けられている。
管理費 お墓を買う場合に必要になる維持管理費用。
供養 故人が安らかに成仏することを願うこと。またはそのための行動。
骨壷 遺骨を納めるための壷。地域によって全身を納める場合と一部だけを納める場合に分かれる。
個人墓 1人だけのために作られた専用墓で、従来の日本で主流だったタイプ。
合祀墓 明治になってから導入された、複数の故人の霊を子孫が守るタイプの墓。
合葬墓 他人同士の遺骨をひとつの墓に入れるタイプの墓。
刻字料 故人名などを墓誌に彫刻する際に発生する費用。
祭祀(さいし) 葬儀や供養、法要などの儀式のこと。
寿陵 生きているうちに戒名をもらって建てる墓のこと。
収蔵 お墓の納骨室(カロート)に遺骨を納めること。
宗旨・宗派 ひとつの宗教の中の流派。仏教の場合は13宗56派あるといわれる。
承継者 先祖代々のお墓を引き継ぐ人のことで、法律用語。
月命日 毎月故人の亡くなった日に法要などを行うこと。
檀家 一定の寺院に属して寺に寄進している家のこと。
追善供養 故人が亡くなった日から四十九日まで1週間ごとに7回行う法要のこと。
閉眼供養(御魂抜き) 仏様の魂を抜くことを指し、墓石を動かす場合などに行う。
年忌法要 故人の死後、年ごとに巡ってくる命日のこと。
納骨堂 遺骨を安置する場所のことで、建物内に納骨壇を設けられる。
夫婦墓 夫婦で入るためのお墓のこと。永代供養墓に多いタイプ。
副葬品 遺骨と一緒にお墓に納める品。故人の愛用品など。
分骨 遺骨の一部を別のお墓に納めるために分けること。
墓誌 故人の戒名や氏名、没年月日などを刻む石のこと。
墓相 お墓の方角や向き、墓石の色などによって吉凶があるという考えのこと。
墓地使用料 墓地を使用するために支払う料金。永代供養墓の場合、別途発生することはほとんどない。
法施 僧侶から一般人に対して伝える、正しい仏法のあり方や知恵のこと。
墓埋法 遺体の処理や遺骨埋葬方法などを定めた法律で、1948年に制定された。
巻石 墓所の境界をわかりやすくするための柵などのこと。
埋葬許可証 火葬場で渡される火葬許可証に印が押されたもの。
無畏施 お布施のひとつで、すべての人々に畏怖の念を抱かせないように振舞うこと。
無縁墓 供養する縁者がいない故人を祀る墓地のこと。
両家墓 異なる2つの家族を祀ったお墓のこと。
手元供養 遺骨を寺院ではなく自宅などで保管して供養する方法。大型の容器に遺骨を入れておくものから、アクセサリーとして持ち運ぶものまで多種多様。

高野山真言宗について

高野山 和歌山県伊都郡高野町にある山々の総称。弘法大師(空海上人)が修行の場として開いた高野山真言宗の総本山がある。
金剛峯寺 高野山真言宗総本山の寺院。
奥の院 高野山の奥にある、空海が入定した地とされる場所。
弘法大師 平安時代初期の僧で、真言宗の開祖。唐に渡って真言密教を学び、日本に持ち帰った。
御廟 大師信仰の中心聖地となっている場所。現在でも弘法大師が深い禅定に入っているとされている。
四国遍路 四国にある88箇所の弘法大師ゆかりの札所を巡礼すること。

奥の院の永代供養に関するお問い合わせはこちらまで

ページトップ